クロストーク - 株式会社アイジーコンサルティング | 地球に選ばれる営みをつくる会社
CROSS TALK

クロストーク

人前で泣けることを素敵だと思える
組織でいたい。

メンテナンス事業部 アフターサービス課 主任
鈴木 誠

周りの期待に応えたい一心で取り組む方が
不思議と頑張れた気がする。

メンテナンス事業部 アフターサービス課 リーダー
櫻井 遥哉
鈴木

入社して23年目になり、今年で50歳になりました。私は一貫してアフターサービス課に在籍しています。ですから、カスタマー営業課がご家族様から発注を頂いた住まいのメンテナンス施工を行ったり、法人営業課が工務店や建築会社さんなど事業主様が建てる新築一戸建ての白蟻予防施工などを日々行っています。後は、技術継承ですね。私の息子世代である若い社員に、長年現場で培ってきた技術やノウハウを指導しています。

櫻井

私は新卒入社で5年目になります。この5年間はアフターサービス課一本でやらせてもらってきました。
入社前は、住宅メンテナンスに関する営業が私の仕事になるのだとばかり思っていたのですが、いざ入社すると配属先は実際に現場で施工するアフターサービス課でした。床下に潜って工事することに漠然とした恐怖心もあったのですが、いざ業務に携わるとコツコツ施工しながら上達していく毎日に楽しさを見出してしまったようです。鈴木さん含めて、みなさん丁寧に教育して下さったおかげでもあります。本当に毎日が楽しかったですね。現場仕事を生業とするとは思っていませんでしたが、意外と性に合っていると感じて、今でもこの課に在籍させてもらっています。

櫻井

鈴木さんは静岡支店にいらっしゃって、私は浜松支店在籍と支店は異なるのですが、同じエリア内なので時々、一緒の現場に入らせていただく機会がありました。同行という形になるのですが、そのタイミングで鈴木さんには現場のイロハを教えていただきました。また、工事のやり方がわからない時に電話で教えていただいたり、難易度の高い現場入りする前に鈴木さんにご指導いただくためのお時間をとっていただいたりと丁寧に育てていただきました。

鈴木

櫻井は、素直で指導しやすい印象は当時から持っていました。「誠さん、誠さん」と話しかけてくる可愛らしい性格ですね。(笑)それから彼の成長度合いは度々、話には聞いていました。

櫻井

そうでしたね。色々頼ってばかりで、手取り足取り優しく教えていただきましたよね。技術もそうですが鈴木さんには、仕事のスタンスに筋を通していただいたことを覚えています。当時、ご家族様宅で、除湿効果を高める通気口を作る工事をしていたのですが、粗い工事を鈴木さんに見抜かれ、「この施工品質でご家族様は満足すると思う?」と諭されたことは今でも覚えています。

鈴木

そんなこと言ったかな。嫌な上司だね。(笑)

櫻井

いえいえ、そんなことないですよ。ご家族様からお金をいただいているのだからプロとしての工事をしなければいけないと教えていただいたことは、今でも大事に心に閉まっています。

鈴木

おそらくまだ櫻井の経験が少ない工事内容だったんでしょうね。当時、彼の経験と実績からすると、こちらで後から手直しするとして、その粗い工事の出来栄えを無視して「頑張ったね。」と一言で済ますこともできたと思うんです。ですが、そこでいい加減に終わらせると彼の成長機会を奪うことにつながります。少し意地悪かもしれませんが、私たちアイジーコンサルティングの合格基準でないと思ったのならば正直に伝えるべきだと思います。私たちアフターサービス課は、高品質な技術を提供することが仕事です。ここで信頼に値する工事を行わなければご家族様にもそうですし、発注していただくために努力してきたカスタマー営業課や法人営業課のスタッフに面目がありませんからね。

鈴木

とはいえ、通り一辺倒の指導をメンバー等に行うことはしません。もちろん世代ごとの価値観の違いや、その人の個性や性格、物覚えの良さなども考慮しながら指導方法や接し方を調整しています。微妙に求めてるものが異なるんでしょう。例えば、今年入ってきた新卒に関しては、今年の新卒に合うような指導の仕方、何を欲しがってるのか、求めているのかを色々と探りながら感じ取ってあげないといけないなとは思います。背中を見て勝手に育ちなさいというような職人気質がある職種と勘違いされることもありますが、こちらから合わせに行くので、自由にやってみようね。という感覚に近いかもしれません。ただし、そもそも人間と人間の関係性がちゃんと成立しないと教育はできないと思っています。ですからまずは信頼される関係を築くことが必要なんです。時には苦言も受け入れてもらえるスタンスを作ってもらうようにですかね。

逆に、若手メンバー等に気づかせてもらう機会も多いです。かつて通用した指導方法では、心に火をつけることができなくなっていたりしますからね。

近年は私の元に課を統率してくれる幹部メンバーが何人かいますので、直接私が現場で指導することはなくなっているのですが、その幹部メンバーが主体的に動けるように、一歩下がった位置から周り全体を見ながら見守っている状況です。手や口を出したくなることもあるのですが、グッと我慢しています。メンバーから相談が上がってきた時にだけ初めて彼らの意見を尊重しながらアドバイスをしたり、全体のやり方を修正したりしながら動かしています。押し付けることだけは絶対にしないと決めています。

櫻井

入社当時はとにかく初めてだらけのことだったので、何でもやってみよう。という気持ちで動き回っていましたね。壁や床に穴を開けるような工事作業を経験したこともなければ、見たことも聞いたこともない工具はたくさん出てきますしね。とにかく少しでも皆さんに追いつきたい気持ちや、周りの期待に応えたい一心でガムシャラに取り組んでいました。

鈴木

私たちは、日々異なるご家族様へ訪問するので同じシチュエーションはほぼないんです。似たようなシチュエーションはあるのですが同じ家は一つとしてありませんから、工事前に行う養生作業と言って作業対象の周辺物を汚損や傷から保護する工程なんかも異なりますし、迷惑にならない作業車の駐車位置も違う。ですから工事自体もそうですが、工事に取り掛かる前段階でのご家族様への配慮をきちんと行えるのかを事前に考えすぎても足りないぐらいイメージしておくことが大切です。

櫻井

そうですね。現場で慌てたり、ミスしないように毎回、工事を行う訪問宅をイメージし、使用する薬剤も現場の状況や家の仕様に合わせ選定したり、壁や床の中に何があるのかを考慮しながら対象工事の最適解を探しながら作業していきなさいと誠さんには教えていただきましたね。想像力と段取り力が施工品質を左右することを学びました。

そのうち、訪問前に想定していた現場の状況に関する仮説と実際の状況を比較して経験や知識が増えていくと、作業効率も上がり品質も向上していきました。

体験は一番の経験だと思って動いてますね。アフターサービス課にいるからですけど、実際にやってみて初めてわかることとかって、知識だけじゃどうにもならない部分が結構多いんで、体験してこそ意味があると思っています。積極的に現場に行くとか、何事も体験する機会を作ることは意識して行動してます。

鈴木

誰しも技術的なことは、経験が伴ってくると上達します。ですから、技術ではなくむしろ現場対応力を私は見ています。
私たちは人を大切にすることを掲げている会社です。これは社内向けのことだけではなく当然ご家族様を大事にすることに誇りを持つ会社です。ですから現場でご家族様ときちんとコミュニケーションが取れる人間になっていく過程を重要指標として置いています。現場で作業を行う職種だからこそ、良い意味で営業メンバーよりもご家族様の意向を汲み取り、適切に提案できる能力が必要だと思いますし、それがアイジーコンサルティングの現場力なんです。ですから櫻井が言う品質とは、綺麗に施工できるのかもそうですが、むしろ気持ち良いコミュニケーションをご家族様と円滑に行える人間力が品質なんです。
その品質を磨くためにも、正確な想像力と的確な段取りで、余裕を持って現場に入ることが必要です。

その品質確認の為にも、こちらから若手スタッフに話しかけ、何気ない会話からコミュニケーションのズレがないかを見極めています。社内でコミュニケーションロスがあれば、現場でも間違いなくロスしているはずですから。

私の話をきちんと受け止め、さらには恐れず私に意見できるようなコミュニケーションが取れるようになると成長したんだなあと感じてしまいますね。

櫻井

誠さんは本当に良く話しかけてくれるんです。雑談の中に仕事の心構えをうまく挟んで伝えてくださるので、こちらも気兼ねなく誠さんのお話を深掘りできるコミュニケーションを教わっています。

鈴木

私だって最初から、若手メンバーとうまく接することができたのかは正直わかりません。ただ、会社全体として若手メンバーが楽しく活躍できる環境を整えようとしているのでその波に乗れたのは私自身も成長だと思っています。若手メンバーの現場同行や普段の接触機会を増やして時代の変化を感じてきた中で一つ言えることは、新しい風を組織に取り込んで新陳代謝をしなければ、持続的発展はないんだなと言うことです。いつの時代も若い活力が突破口を開いてくれるように思います。ベテラン勢がきちんと技術だったり文化を受け渡しながらも、彼らが取捨選択や発展させることも含めて判断していけばまた次の世代にアイジーコンサルティングがつながっていくように思います。

櫻井

もちろん大切に受け継がなくてはいけないものもある一方で、私たちもその役割を求められているとは感じています。ただ、まだまだ技術的なことは特に誠さん世代に追いけていないと思っているので、言い方は悪いですが皆さんが元気なうちに、全て吸収するぐらいのつもりでいます。(笑)

鈴木

いや、それで正解だよ。ほんと。

櫻井

もう絞り尽くして足腰立てなくなるぐらいまで吸収してしまわないと。(笑)
実際、アフターサービス課の若手メンバーが集まって維新プロジェクトという新しい風を吹かせるための取り組みもスタートしています。このプロジェクトは、アフターサービス課の未来を議論したり、課の運営自体をより効率的に行うための意見を出し合い実践していく取り組みです。最近の議題では、新人教育プログラムを刷新するための意見交換を積極的に行なっています。コロナ禍だったことも手伝ってベテラン勢に同行いただきご家族様宅にお伺いしづらい状況だったので、これを機に、同行を無くしてしまうわけではないのですが、よりわかりやすく、簡単にステップアップしてもらえるよう体系化したプログラムを制作し少しでも早く独り立ちできるように取り組んでいます。学ばなくてはいけないことが体系化されているとゴールが明確になりますから、技術のばらつきがなくなり一定以上の作業品質に辿り着くまでは早くなるのではないかと思います。

鈴木

私としては、これまでと変わらず工事に手を抜くことなく、ご家族様に対して真摯であり続けて欲しいと思っています。私たちの給料は、結局ご家族様からのいただいたお金から支払われています。そのご家族様に対して支払っていただいた金額以上の対価をご提供したいと思っています。

そこに責任と誇りを持って仕事に携わるようになって欲しいと願っています。

ただ、言うは易しで一概に言葉だけで伝えても、伝わらないんです。各メンバーそれぞれ、要所のタイミングでこの意味がしっくり腹落ちするタイミングが必ずあるんです。そこに合わせて丁寧に伝え続けるしかないと思っています。これだけは、マニュアルに書いてあるから実践できるというものではなく、だからこそチームで取り組んでいる意味があるんだと思います。

櫻井

常日頃からアフターサービス課は、アイジーコンサルティングの商品そのものだと言われるのですけど、誠さんのお話しを聞いて、その通りだなと思います。私たち自身が責任と誇りを持って、その価値をご家族様に感じていただけるように取り組まないと恥ずかしいですよね。

ご家族様の大切なご自宅を守るためにアイジーコンサルティングが存在しているのだから、住まいに関してできない工事はないと一人一人が胸を張れるようにならないといけないですよね。ご家族様からこの工事できますかとせっかくお話をいただいても、私ではちょっと対応できませんので、別のスタッフを。なんか言うようじゃダメですよね。最高の技術品質と守備範囲の広さを突き詰めていけるように頑張っていきます。

鈴木

知識は勉強すれば入っていくので、みんなにはもっと現場で経験値を高めてもらいたいですね。失敗も含めてそれが絶対に次に生かされてくるので。自問自答しながら悩む日々があってもいいと思います。

鈴木

人間力だけは他社に負けない組織であり続けたい。アイジーコンサルティングなら、ご家族様も楽しい時間が過ごせますし、作業後も長いお付き合いしたいと気持ち良く思っていただけるように努めます。と言うことが一番重要なのだと思います。

櫻井

アフターサービス課の仕事は俗に言う3Kです。嫌だなあと思うこともありました。汚れますし、夏は暑いし冬は寒い。(笑)それでも自分の中で仕事として受け止めると義務感や責任感と言ったものが芽生えるから不思議です。カッコつけるわけではないのですが。(笑)

鈴木

これは正解かどうかはわかりませんが、例えばデスクワークや、顧客との折衝・交渉する営業といった職種でも仕事である以上、外からは見えづらい辛い場面は潜んでいるんだと思います。

その上で、私は胸を張って言えますが、現場って楽しいんです。この楽しさに気付くか、気付くことができないかってとこですかね。やってみないとわからない部分ではあるんですけどね。

櫻井

そうですね。私も現場が楽しいって思えたからこそ、営業に転属願いも出さずに、この課にずっといますからね。

鈴木

かつては私達の世代がまだまだ若手と言われた頃に一生懸命チームを引っ張ってきように、今は、彼らがこの組織を今の時代に適した形で運営してくれています。だから私達は今、若者にうまく使ってもらっているんですよ。報われますよね。彼らがいてくれるからこそ、私達は生かされているんです。

若者達が何か新しいことにチャレンジしていく中で、僕らはいくらでもそれに対して手助けするから、うまく使ってやってくれよ。ぐらいなスタンスですかね。

櫻井

逆に、自分たち若手世代は誠さんのようなベテランがいる安心感に救われていますけどね。

鈴木

そう言ってくれるから助かるんだよなぁ。まだまだ皆と一緒に働いていても役に立てているんだと思えると、幾つになってもやりがいを持てますよ。実は僕、誰にも言ってなかったんですけど人前で泣ける人間でありたいと思っているんです。泣くことは感情を相手に丸裸で伝えることと等しいと思っているのですが、人前で感情を露にできる人間って信用できると思っているんです。私もそうでありたい。ですから、櫻井達のように、必要としてくれていると素直に伝えてもらえたら私も櫻井達の信頼に応えたいので泣けるほどこれからも役に立ちたいと感じています。

櫻井

本当に誠さん含めて皆さん、持ちつ持たれつな関係でいて下さってますよね。

鈴木

ただ、現実的な課題をお話しさせていただくと、若手の教育は急務なんです。20代、30代の若手が中心となってアフターサービス課だけでなく、他の事業部も含めて会社を支えてくれてることは間違いないです。ですが、人数規模も一番割合が多いこの世代がきちんと成長してくれないと、若者のチャレンジ力を企業の推進力に変えて経営しているこの方針自体が停滞してしまうことにもつながり兼ねません。

櫻井

はい、そこは本当に自覚しています。
私たちが率先してアフターサービス課を、そしてアイジーコンサルティングを率先できるよう取り組んでいこうと思います。